A10-5800K APU vs Ryzen 5 5500GT 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約541%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約106%リードしています。
- A10-5800K APU2,972
- Ryzen 5 5500GT19,044
どっちを選ぶ?比較解説
A10-5800Kは2012年に発売されたFM2ソケットの初代Trinityの最上位APUで、4コア4スレッド、定格3.8GHz、TDPは100Wです。内蔵GPUはRadeon HD 7660Dで、倍率が固定されていないKモデルのため、オーバークロックで遊んだ経験のある方も多いはずです。比較先のRyzen 5 5500GTはAM4用のZen 3世代APUで、6コア12スレッドです。
ベンチマークでは、総合スコアが2,972から19,044へ約6.4倍、シングルスレッドは1,493から3,078へ約2.1倍という差がつきます。クロックを上げて粘ってきたA10-5800Kでも、世代の壁は大きく、現代のAPUには届きません。5500GTの内蔵GPUはRadeon Vega 7で、HD 7660Dよりはるかに高性能ですから、グラフィックボードがなくても軽いゲームを動かせます。定格3.8GHzという当時の高クロックも、今のZen 3の前では見劣りします。
A10-5800KはDDR3メモリ専用で、ソケットも異なるため、AM4マザーボードとDDR4メモリを新たに購入します。TDPは100Wから65Wへ下がり、電源や冷却の負担が軽くなります。5500GTは倍率が変更できるので、5800K時代と同じように調整する楽しみも残っています。電源ユニットの容量も、構成を見直す際にあわせて確認しておきましょう。
初代Trinityを使い続けてきた方が、最小限の出費で今のPCの水準に追いつくための選択肢です。より新しい世代を狙うなら、AM5の8600Gとも比べてみると良いでしょう。
スペック比較表
| 項目 | A10-5800K APU | Ryzen 5 5500GT |
|---|---|---|
| 総合スコア | 2,972 | 19,044 |
| シングルスレッド | 1,493 | 3,078 |
| コア / スレッド | 4C / 4T | 6C / 12T |
| 基本クロック | 3.80 GHz | 3.60 GHz |
| TDP | 100 W | 65 W |
| ソケット | FM2 | AM4 |
| 発売年 | 2012年前後 | 2024年前後 |
用途別の適性比較
| A10-5800K APU | Ryzen 5 5500GT | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 5 5500GTが19,044、A10-5800K APUが2,972で、約541%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 5 5500GTが3,078、A10-5800K APUが1,493です。
消費電力の目安となるTDPはA10-5800K APUが100W、Ryzen 5 5500GTが65Wです。Ryzen 5 5500GTの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.A10-5800K APUとRyzen 5 5500GTはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 5 5500GTが約541%高いスコアです(19,044 vs 2,972)。シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約106%リードしています。
Q.A10-5800K APUとRyzen 5 5500GTの発売時期は?
A.A10-5800K APUは2012年頃、Ryzen 5 5500GTは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 5 5500GT(シングルスコア3,078)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。