Athlon II X4 650 vs Ryzen 5 5500GT 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約660%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約135%リードしています。
- Athlon II X4 6502,507
- Ryzen 5 5500GT19,044
どっちを選ぶ?比較解説
Athlon II X4 650は2011年登場のPropus世代(K10)の4コア4スレッドで、AM3ソケットとDDR3メモリを使います。TDPは95Wで、内蔵GPUはありません。Ryzen 5 5500GTはZen 3世代の6コア12スレッドのAPUで、AM4ソケットとDDR4メモリを使います。TDPは65Wで、内蔵GPUのRadeon Vega 7を備えます。
ベンチマークスコアは、総合が2,507から19,044へ約7.6倍、シングルスレッドが1,312から3,078へ約2.3倍になります。スコアは7倍を超えて伸びます。Athlon IIはSSE4.1やAVXの命令に対応していないため、これらを必須とする最近のゲームやソフトは起動しないことがあります。5500GTなら、その心配がなくなります。
ソケットがAM3からAM4に変わるので、マザーボードの買い替えが必要です。メモリもDDR3からDDR4に変わり、手持ちのDDR3は使えません。クーラーはAM4に対応しているか確認してください。TDPは95Wから65Wに下がります。今のPCにはグラフィックボードが付いているはずなので、そのまま使えます。5500GTには内蔵GPUがあるため、グラボを外して使うこともできます。Athlon II X4 650はWindows 11の対応CPUではないので、OSを移行する機会にもなります。
古いAM3機を、グラボなしでも使える構成に新しくしたい人に向いています。内蔵GPUが不要でさらに処理性能を求めるなら、Ryzen 5 5600XTも候補です。
スペック比較表
| 項目 | Athlon II X4 650 | Ryzen 5 5500GT |
|---|---|---|
| 総合スコア | 2,507 | 19,044 |
| シングルスレッド | 1,312 | 3,078 |
| コア / スレッド | 4C / 4T | 6C / 12T |
| 基本クロック | 3.20 GHz | 3.60 GHz |
| TDP | 95 W | 65 W |
| ソケット | AM3 | AM4 |
| 発売年 | 2011年前後 | 2024年前後 |
用途別の適性比較
| Athlon II X4 650 | Ryzen 5 5500GT | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 5 5500GTが19,044、Athlon II X4 650が2,507で、約660%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 5 5500GTが3,078、Athlon II X4 650が1,312です。
消費電力の目安となるTDPはAthlon II X4 650が95W、Ryzen 5 5500GTが65Wです。Ryzen 5 5500GTの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Athlon II X4 650とRyzen 5 5500GTはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 5 5500GTが約660%高いスコアです(19,044 vs 2,507)。シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約135%リードしています。
Q.Athlon II X4 650とRyzen 5 5500GTの発売時期は?
A.Athlon II X4 650は2011年頃、Ryzen 5 5500GTは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 5 5500GT(シングルスコア3,078)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。