FX-4300 Quad-Core vs Ryzen 5 5500GT 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約534%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約108%リードしています。
- FX-4300 Quad-Core3,005
- Ryzen 5 5500GT19,042
どっちを選ぶ?比較解説
FX-4300はPiledriver世代の4コア4スレッドで、AM3+ソケットとDDR3メモリを使い、TDPは95Wです。2コアで1モジュールを構成する設計で、内蔵GPUはありません。Ryzen 5 5500GTはZen 3世代の6コア12スレッドで、AM4ソケットとDDR4メモリに対応し、TDPは65Wです。Radeon Graphics(Vega 7相当)の内蔵GPUを備えます。
CPU総合スコアはFX-4300の3,005に対し5500GTが19,042で、約6.3倍です。コア数は4から6に、スレッド数は4から12に増え、1コアあたりの性能も大きく上がっています。ブラウザやオフィスソフトの動作が軽快になり、FX-4300では厳しかった最近のゲームや動画編集も現実的にこなせるようになります。
ソケットがAM3+からAM4に変わり、プラットフォームは全面的に入れ替えです。マザーボードとメモリが必要で、手持ちのDDR3メモリは流用できません。CPUクーラーを流用する場合は、AM4に対応しているか確認してください。TDPは95Wから65Wに下がり、冷却や電源の負担は軽くなります。FX-4300はWindows 11の対応CPUではないため、OS移行の面でも更新の意味があります。5500GTは内蔵GPUを備えるので、グラフィックボードなしでも画面を出せます。PCIeは3.0までです。
古いAMD環境からまとめて組み直す人に、費用を抑えやすい選択です。グラフィックボードを使う前提でCPU性能をもう一段上げたいなら、Ryzen 5 5600XTも比較してください。
スペック比較表
| 項目 | FX-4300 Quad-Core | Ryzen 5 5500GT |
|---|---|---|
| 総合スコア | 3,005 | 19,042 |
| シングルスレッド | 1,478 | 3,077 |
| コア / スレッド | 4C / 4T | 6C / 12T |
| 基本クロック | 3.80 GHz | 3.60 GHz |
| TDP | 95 W | 65 W |
| ソケット | AM3+ | AM4 |
| 発売年 | 2012年前後 | 2024年前後 |
| 参考価格 | $44.04(約7,000円) | - |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月2日時点)
用途別の適性比較
| FX-4300 Quad-Core | Ryzen 5 5500GT | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 5 5500GTが19,042、FX-4300 Quad-Coreが3,005で、約534%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 5 5500GTが3,077、FX-4300 Quad-Coreが1,478です。
消費電力の目安となるTDPはFX-4300 Quad-Coreが95W、Ryzen 5 5500GTが65Wです。Ryzen 5 5500GTの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.FX-4300 Quad-CoreとRyzen 5 5500GTはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 5 5500GTが約534%高いスコアです(19,042 vs 3,005)。シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約108%リードしています。
Q.FX-4300 Quad-CoreとRyzen 5 5500GTの発売時期は?
A.FX-4300 Quad-Coreは2012年頃、Ryzen 5 5500GTは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 5 5500GT(シングルスコア3,077)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。