A8-7600 APU vs Ryzen 5 5500GT 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約495%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約114%リードしています。
- A8-7600 APU3,201
- Ryzen 5 5500GT19,044
どっちを選ぶ?比較解説
A8-7600は2014年登場のFM2+対応APU(Kaveri)で、4コア4スレッド、TDPは65Wです。TDPを45Wに切り替えられる設計のため、省電力を売りにした小型PCや低価格帯のPCでよく見かけます。内蔵GPUはGCNベースのRadeon R7(384シェーダー)です。比較先のRyzen 5 5500GTは、Zen 3世代でAM4に対応する6コア12スレッドのAPUです。
CPU総合スコアはA8-7600の3,201に対して5500GTが19,044で約5.9倍、シングルスレッドのスコアは1,438から3,078へ約2.1倍になります。2モジュールでコアを分け合う構造だったA8-7600と違い、5500GTは6コアが12スレッドで動くので、作業を並行して進めても動作が重くなりにくくなります。内蔵GPUもRadeon Vega 7になり、グラフィックボードなしで軽めのゲームも試せます。5500GTは12スレッドあるため、A8-7600で気になりがちだった複数アプリの同時利用も楽になります。
FM2+用のマザーボードもDDR3メモリも引き継げないため、AM4のボードとDDR4メモリをそろえることになります。小型ケースや専用電源の機種だと、ケースから選び直すほうが話が早い場合もあります。クーラーはAM4に取り付けられるか確認してください。古いPCの電源やケースを再利用できるかは、コネクタ形状や容量を見て判断することになります。
省電力を重視してA8-7600を選んだ方が、費用を抑えて処理能力を底上げする更新先として5500GTは手堅い選択です。新しい規格で長く使いたいなら、DDR5のAM5に移れる8600Gも比べてみてください。
スペック比較表
| 項目 | A8-7600 APU | Ryzen 5 5500GT |
|---|---|---|
| 総合スコア | 3,201 | 19,044 |
| シングルスレッド | 1,438 | 3,078 |
| コア / スレッド | 4C / 4T | 6C / 12T |
| 基本クロック | 3.10 GHz | 3.60 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | FM2+ | AM4 |
| 発売年 | 2014年前後 | 2024年前後 |
用途別の適性比較
| A8-7600 APU | Ryzen 5 5500GT | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 5 5500GTが19,044、A8-7600 APUが3,201で、約495%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 5 5500GTが3,078、A8-7600 APUが1,438です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.A8-7600 APUとRyzen 5 5500GTはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 5 5500GTが約495%高いスコアです(19,044 vs 3,201)。シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約114%リードしています。
Q.A8-7600 APUとRyzen 5 5500GTの発売時期は?
A.A8-7600 APUは2014年頃、Ryzen 5 5500GTは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 5 5500GT(シングルスコア3,078)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。