Core i7-6950X vs Core i5-14500 性能比較
マルチスレッド性能ではCore i5-14500が約75%リード、シングルスレッド性能ではCore i5-14500が約70%リードしています。
- Core i7-6950X17,525
- Core i5-1450030,706
どっちを選ぶ?比較解説
Core i7-6950XはBroadwell-E世代の10コア20スレッドで、LGA2011-v3ソケットとクアッドチャネルのDDR4メモリを使い、TDPは140Wです。X99プラットフォーム向けの倍率ロックフリーのExtreme Editionで、内蔵GPUはありません。Core i5-14500はRaptor Lake Refresh世代で、Pコア6基とEコア8基の14コア20スレッドです。LGA1700ソケットを使い、メモリはDDR4とDDR5のどちらかに対応(マザーボードによる)します。TDPは65Wで、内蔵GPUのUHD Graphics 770を備えます。
CPU総合スコア(CPU Mark)はCore i7-6950Xの17,525に対しCore i5-14500が30,706で、約1.8倍です。当時の最上位モデルでしたが、今のミドルクラスに追い抜かれています。スレッド数は20で同じですが、1コアあたりの性能が大きく伸びており、ゲームや普段使いのような少ないコアで動く処理では、スコア以上に差を感じやすくなります。TDPは140Wから65Wに下がるため、消費電力と発熱も大きく減ります。
X99のマザーボードからLGA1700対応ボードへの買い替えが必須です。i7-6950XはDDR4メモリを使うので、LGA1700のDDR4対応ボードを選べば、メモリを流用できる可能性があります。ただしクアッドチャネルからデュアルチャネルに変わるため、4枚以上のメモリを使っている場合は、枚数と容量の構成を見直してください。LGA2011-v3用のCPUクーラーは取り付け穴が異なるため、LGA1700対応のものが必要ですが、Core i5-14500にはCPUクーラーが付属します。CPUから出るPCIeのレーン数はHEDTより少なくなるので、複数のNVMe SSDや拡張カードを使っている場合は構成を確認してください。i7-6950Xは内蔵GPUを持たないため、今はグラフィックボードを使っているはずです。14500は内蔵GPUで画面を出せるので、グラフィックボードの故障時や切り分けにも役立ちます。i7-6950XはWindows 11の対応CPUではないため、OS移行の面でも更新の意味があります。
電気代や発熱を大きく抑えつつ、性能も引き上げたい人に向いています。10コアからの更新でマルチスレッド性能をしっかり伸ばしたいなら、Core i7-14700Fも比較してください。
スペック比較表
| 項目 | Core i7-6950X | Core i5-14500 |
|---|---|---|
| 総合スコア | 17,525 | 30,706 |
| シングルスレッド | 2,328 | 3,948 |
| コア / スレッド | 10C / 20T | 14C / 20T |
| 基本クロック | 3.00 GHz | 2.60 GHz |
| TDP | 140 W | 65 W |
| ソケット | LGA2011-v3 | FCLGA1700 |
| 発売年 | 2016年前後 | 2024年前後 |
| 参考価格 | $195.94(約31,000円) | - |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月2日時点)
用途別の適性比較
| Core i7-6950X | Core i5-14500 | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではCore i5-14500が30,706、Core i7-6950Xが17,525で、約75%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Core i5-14500が3,948、Core i7-6950Xが2,328です。
消費電力の目安となるTDPはCore i7-6950Xが140W、Core i5-14500が65Wです。Core i5-14500の方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Core i7-6950XとCore i5-14500はどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではCore i5-14500が約75%高いスコアです(30,706 vs 17,525)。シングルスレッド性能ではCore i5-14500が約70%リードしています。
Q.Core i7-6950XとCore i5-14500の発売時期は?
A.Core i7-6950Xは2016年頃、Core i5-14500は2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Core i5-14500(シングルスコア3,948)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。