PRO A10-9700E vs Ryzen 7 5700G 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約698%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約127%リードしています。
- PRO A10-9700E3,036
- Ryzen 7 5700G24,213
どっちを選ぶ?比較解説
PRO A10-9700Eは、2016〜2017年に出たAM4用のBristol Ridge APUです。TDP 35Wの省電力版で、4コア4スレッド、内蔵GPUはRadeon R7です。HPやLenovoなどの小型(ミニ/Tiny)デスクトップで使われた例が多く見られます。乗り換え先となるRyzen 7 5700Gは、Zen 3世代のAM4用APUで、8コア16スレッドに内蔵GPUのRadeon Vega 8を備えます。
ベンチマークスコアは、総合が3,036から24,213へ約8.0倍、シングルスレッドが1,446から3,282へ約2.3倍になります。内蔵GPUはR7からVega 8に変わります。コア数も倍になり、並行作業に強くなります。
DDR4は流用でき、ソケットも同じです。ただし5700G対応のBIOSがあるかは、メーカーのCPUサポートリストと各BIOSバージョンの更新手順を確認しないと分かりません。新しいBIOSでBristol Ridgeの対応が外れることもあります。
65Wの5700Gは、9700Eの35Wを想定した小型PCには荷が重い場合があります。冷却や電源アダプター、メーカー製PCのBIOS対応が揃わなければ、PCごとの買い替えを検討してください。
スペック比較表
| 項目 | PRO A10-9700E | Ryzen 7 5700G |
|---|---|---|
| 総合スコア | 3,036 | 24,213 |
| シングルスレッド | 1,446 | 3,282 |
| コア / スレッド | 4C / 4T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 3.00 GHz | 3.80 GHz |
| TDP | 35 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2016年前後 | 2021年前後 |
| 参考価格 | - | $196.9(約31,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月9日時点)
用途別の適性比較
| PRO A10-9700E | Ryzen 7 5700G | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 5700Gが24,213、PRO A10-9700Eが3,036で、約698%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 5700Gが3,282、PRO A10-9700Eが1,446です。
消費電力の目安となるTDPはPRO A10-9700Eが35W、Ryzen 7 5700Gが65Wです。PRO A10-9700Eの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.PRO A10-9700EとRyzen 7 5700Gはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 5700Gが約698%高いスコアです(24,213 vs 3,036)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約127%リードしています。
Q.PRO A10-9700EとRyzen 7 5700Gの発売時期は?
A.PRO A10-9700Eは2016年頃、Ryzen 7 5700Gは2021年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 5700G(シングルスコア3,282)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。