PRO A12-8870E vs Ryzen 5 5500GT 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約538%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約114%リードしています。
- PRO A12-8870E2,983
- Ryzen 5 5500GT19,044
どっちを選ぶ?比較解説
PRO A12-8870EはBristol Ridge世代の、AM4向けの法人向けAPUです。4コア4スレッドで、TDPは35Wの省電力モデルです。内蔵GPUはRadeon R7です。Ryzen 5 5500GTはZen 3世代の6コア12スレッドのAPUで、AM4ソケットを使い、TDPは65W、内蔵GPUはRadeon Vega 7です。
ベンチマークスコアは、総合が2,983から19,044へ約6.4倍、シングルスレッドが1,440から3,078へ約2.1倍になります。総合は6倍を超える伸びで、シングルスレッドも2倍ほどです。コアとスレッドが増えるため、複数の作業を同時に進めたときの差が出ます。グラボなしでの利用も続けられます。
ソケットは同じAM4なので、DDR4メモリは使い回せます。ただし、5000番台のAPUに対応するBIOSがあるかどうかはボード次第です。メーカーのCPU対応表を確認し、各バージョンの更新手順に従ってください。Bristol Ridge世代のA-seriesは、新しいBIOSでサポートが外れるボードもあるので、更新の可否も見ておく必要があります。メーカー製PCでBIOSの更新が提供されていない場合は、PCごとの買い替えが現実的です。TDPは35Wから65Wに上がるため、小型PCではクーラーや電源アダプターが35W前提の専用品でないかも確認しましょう。
同じソケットで、CPUだけを手軽に強化したい人向けです。8コアまで求めるなら、Ryzen 7 5700Gも見比べてください。
スペック比較表
| 項目 | PRO A12-8870E | Ryzen 5 5500GT |
|---|---|---|
| 総合スコア | 2,983 | 19,044 |
| シングルスレッド | 1,440 | 3,078 |
| コア / スレッド | 4C / 4T | 6C / 12T |
| 基本クロック | 2.90 GHz | 3.60 GHz |
| TDP | 35 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2016年前後 | 2024年前後 |
用途別の適性比較
| PRO A12-8870E | Ryzen 5 5500GT | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 5 5500GTが19,044、PRO A12-8870Eが2,983で、約538%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 5 5500GTが3,078、PRO A12-8870Eが1,440です。
消費電力の目安となるTDPはPRO A12-8870Eが35W、Ryzen 5 5500GTが65Wです。PRO A12-8870Eの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.PRO A12-8870EとRyzen 5 5500GTはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 5 5500GTが約538%高いスコアです(19,044 vs 2,983)。シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約114%リードしています。
Q.PRO A12-8870EとRyzen 5 5500GTの発売時期は?
A.PRO A12-8870Eは2016年頃、Ryzen 5 5500GTは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 5 5500GT(シングルスコア3,078)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。