PRO A10-8770E vs Ryzen 7 5700G 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約708%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約127%リードしています。
- PRO A10-8770E2,997
- Ryzen 7 5700G24,213
どっちを選ぶ?比較解説
PRO A10-8770Eは、AM4用に2017年に出たBristol RidgeのAPUです。省電力のTDP 35Wで、4コア4スレッド、内蔵GPUはRadeon R7です。法人向けのPROとして、HPやLenovoなどの小型(ミニ/Tiny)デスクトップによく搭載されました。移行先のRyzen 7 5700Gは、AM4のZen 3世代で、8コア16スレッド、Radeon Vega 8を内蔵します。
ベンチマークスコアは、総合が2,997から24,213へ約8.1倍、シングルスレッドが1,449から3,282へ約2.3倍になります。内蔵GPUはR7からVega 8になり、映像出力は内蔵GPUのまま使えます。8コアになるので、重い作業での余裕も増えます。
DDR4メモリはそのまま使えますが、5700Gを載せられるかはボードによります。まずメーカーのCPUサポートリストと、各BIOSバージョンの更新手順を確認しましょう。新しいBIOSではBristol Ridgeのサポートが外れるボードもあるため、更新の可否も見ておく必要があります。
小型のミニPCに載せている場合、65WのAPUに筐体の冷却や電源アダプターが耐えるかが課題です。35W前提のメーカー製PCでBIOSが対応しないなら、PCごとの買い替えが現実的です。
スペック比較表
| 項目 | PRO A10-8770E | Ryzen 7 5700G |
|---|---|---|
| 総合スコア | 2,997 | 24,213 |
| シングルスレッド | 1,449 | 3,282 |
| コア / スレッド | 4C / 4T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 2.80 GHz | 3.80 GHz |
| TDP | 35 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2017年前後 | 2021年前後 |
| 参考価格 | - | $196.9(約31,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月9日時点)
用途別の適性比較
| PRO A10-8770E | Ryzen 7 5700G | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 5700Gが24,213、PRO A10-8770Eが2,997で、約708%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 5700Gが3,282、PRO A10-8770Eが1,449です。
消費電力の目安となるTDPはPRO A10-8770Eが35W、Ryzen 7 5700Gが65Wです。PRO A10-8770Eの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.PRO A10-8770EとRyzen 7 5700Gはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 5700Gが約708%高いスコアです(24,213 vs 2,997)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約127%リードしています。
Q.PRO A10-8770EとRyzen 7 5700Gの発売時期は?
A.PRO A10-8770Eは2017年頃、Ryzen 7 5700Gは2021年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 5700G(シングルスコア3,282)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。