Ryzen 5 1600 vs Ryzen 5 5600 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 5 5600が約76%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 5 5600が約58%リードしています。
- Ryzen 5 160012,242
- Ryzen 5 560021,488
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 5 1600は初代Zenの6コア12スレッドで、ベースクロックは3.2GHzです。Ryzen 5 5600はZen 3世代の6コア12スレッドで、同じAM4ソケットに載せ替えられます。ベンチマークスコアは1600が12,242、5600が21,488で約1.8倍、シングルスレッドのスコアは約1.6倍です。TDPはどちらも65Wです。
同じ6コアでも、3世代分のアーキテクチャの進化で1コアあたりの性能が大きく上がります。ゲームではCPUが原因で起きていたカクつきやフレームレートの落ち込みが改善しやすく、動画編集やエンコードの処理時間も目に見えて短くなるでしょう。公式にサポートされるメモリの速度も上がるため、より高速なDDR4メモリを活かす余地も生まれます。
1600と組み合わされているのはB350やX370、A320などの300番台チップセットが多く、Ryzen 5000シリーズへの対応はボードやBIOSによって分かれます。マザーボードメーカーのCPU対応表で5600に対応したBIOSがあるかを確認し、各バージョンの更新手順に従ってください。途中のバージョンを経由する必要があるボードや、更新後に以前のBIOSへ戻せないボードもあります。ボードによっては、新しいBIOSで1600への対応が外れ、更新後に1600で起動できなくなる場合があります。5600にはWraith Stealthが付属しますが、1600付属のクーラーもそのまま使えます。
対応BIOSさえあれば、CPUの交換だけで大きく性能を引き上げられる、1600ユーザーにとって効果の大きい更新です。ボードが5000シリーズに対応していない場合は、対応ボードへの買い替えも含めて費用を見積もり、新しいプラットフォームへの移行と比べて判断してください。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 5 1600 | Ryzen 5 5600 |
|---|---|---|
| 総合スコア | 12,242 | 21,488 |
| シングルスレッド | 2,063 | 3,254 |
| コア / スレッド | 6C / 12T | 6C / 12T |
| 基本クロック | 3.20 GHz | 3.50 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2017年前後 | 2022年前後 |
| 参考価格 | $172.59(約27,000円) | $125.99(約20,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月16日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 5 1600 | Ryzen 5 5600 | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 5 5600が21,488、Ryzen 5 1600が12,242で、約76%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 5 5600が3,254、Ryzen 5 1600が2,063です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 5 1600とRyzen 5 5600はどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 5 5600が約76%高いスコアです(21,488 vs 12,242)。シングルスレッド性能ではRyzen 5 5600が約58%リードしています。
Q.Ryzen 5 1600とRyzen 5 5600の発売時期は?
A.Ryzen 5 1600は2017年頃、Ryzen 5 5600は2022年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 5 5600(シングルスコア3,254)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。