Ryzen 5 2400GE vs Ryzen 7 5700G 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約238%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約60%リードしています。
- Ryzen 5 2400GE7,165
- Ryzen 7 5700G24,213
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 5 2400GEは、AM4向けに2018年に出たRaven RidgeのZen APUです。TDP 35Wの省電力版で、4コア8スレッド、内蔵GPUはRadeon Vega 11です。HPやLenovoなどの小型(ミニ/Tiny)デスクトップでもよく使われました。新しく迎えるRyzen 7 5700Gは、8コア16スレッドのZen 3世代で、ソケットはAM4、内蔵GPUはRadeon Vega 8です。
ベンチマークスコアは、総合が7,165から24,213へ約3.4倍、シングルスレッドが2,046から3,282へ約1.6倍になります。CPUはコア数もスレッド数も大きく増えます。内蔵GPUはVega 11から8CUのVega 8になり、クロックが高い代わりにCU数が減るため、内蔵GPU性能の伸びは控えめです。
DDR4はそのまま使い回せます。5700Gに対応するかはボード次第で、メーカーのCPUサポートリストと各BIOSバージョンの更新手順を確認してください。
小型PCで使う場合は、2400GEの35Wから65Wへ上がる点に注意が必要です。冷却や電源アダプターが足りない、あるいはメーカー製PCのBIOSが非対応なら、PCごとの買い替えになります。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 5 2400GE | Ryzen 7 5700G |
|---|---|---|
| 総合スコア | 7,165 | 24,213 |
| シングルスレッド | 2,046 | 3,282 |
| コア / スレッド | 4C / 8T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 3.20 GHz | 3.80 GHz |
| TDP | 35 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2018年前後 | 2021年前後 |
| 参考価格 | - | $196.9(約31,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月9日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 5 2400GE | Ryzen 7 5700G | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 5700Gが24,213、Ryzen 5 2400GEが7,165で、約238%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 5700Gが3,282、Ryzen 5 2400GEが2,046です。
消費電力の目安となるTDPはRyzen 5 2400GEが35W、Ryzen 7 5700Gが65Wです。Ryzen 5 2400GEの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 5 2400GEとRyzen 7 5700Gはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 5700Gが約238%高いスコアです(24,213 vs 7,165)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約60%リードしています。
Q.Ryzen 5 2400GEとRyzen 7 5700Gの発売時期は?
A.Ryzen 5 2400GEは2018年頃、Ryzen 7 5700Gは2021年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 5700G(シングルスコア3,282)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。