Ryzen 3 2300X vs Ryzen 5 5500GT 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約151%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約32%リードしています。
- Ryzen 3 2300X7,578
- Ryzen 5 5500GT19,042
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 3 2300XはZen+(Pinnacle Ridge)世代の4コア4スレッドで、AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは65Wです。主にメーカー製PC向けに出荷されたモデルで、内蔵GPUはありません。Ryzen 5 5500GTはZen 3(Cezanne)世代のAPUで、6コア12スレッドです。AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは65Wで、内蔵GPU(Radeon Graphics)を備えます。
CPU総合スコア(CPU Mark)はRyzen 3 2300Xの7,578に対しRyzen 5 5500GTが19,042で、約2.5倍です。4コア4スレッドから6コア12スレッドになり、Zen+からZen 3への改良で1コアあたりの性能も大きく上がっています。最近のゲームでは4スレッドだとCPUがボトルネックになりやすく、フレームレートの安定や、ブラウザを開きながらのプレイで差が出ます。
同じAM4なので、マザーボードとDDR4メモリを流用できる可能性があります。ただし、5500GTに対応したBIOSへの更新が必要で、A320・B350・B450などのボードは対応状況がメーカーやモデルによって異なります。メーカー製PCの専用マザーボードでは、BIOSが新しい世代のCPUに対応していないことがあるため、事前に確認してください。クーラーは同じAM4の取り付け穴で、5500GTにもCPUクーラーが付属します。5500GTは内蔵GPUで画面を出せるので、グラフィックボードの故障時や切り分けにも役立ちます。どちらもPCIe 3.0までの対応です。どちらもWindows 11の対応CPUなので、OS移行のための更新ではありません。
AM4のマザーボードを活かして、少ない費用でコア数とスレッド数を増やしたい人に向いています。グラフィックボードを使い続けるなら、内蔵GPUのない代わりにPCIe 4.0に対応したRyzen 5 5600XTも比較してください。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 3 2300X | Ryzen 5 5500GT |
|---|---|---|
| 総合スコア | 7,578 | 19,042 |
| シングルスレッド | 2,334 | 3,077 |
| コア / スレッド | 4C / 4T | 6C / 12T |
| 基本クロック | 3.50 GHz | 3.60 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2019年前後 | 2024年前後 |
用途別の適性比較
| Ryzen 3 2300X | Ryzen 5 5500GT | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 5 5500GTが19,042、Ryzen 3 2300Xが7,578で、約151%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 5 5500GTが3,077、Ryzen 3 2300Xが2,334です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 3 2300XとRyzen 5 5500GTはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 5 5500GTが約151%高いスコアです(19,042 vs 7,578)。シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約32%リードしています。
Q.Ryzen 3 2300XとRyzen 5 5500GTの発売時期は?
A.Ryzen 3 2300Xは2019年頃、Ryzen 5 5500GTは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 5 5500GT(シングルスコア3,077)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。