Ryzen 5 PRO 3400GE vs Ryzen 7 5700G 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約212%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約57%リードしています。
- Ryzen 5 PRO 3400GE7,765
- Ryzen 7 5700G24,215
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 5 PRO 3400GEはZen+(Picasso)世代の4コア8スレッドのAPUで、AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは35Wです。内蔵GPUのRadeon Vega 11 Graphicsを備えます。末尾がGEの省電力モデルで、法人向けのPROモデルとして主にメーカー製の小型PCに搭載されています。Ryzen 7 5700GはZen 3(Cezanne)世代の8コア16スレッドのAPUで、AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは65Wです。内蔵GPU(Radeon Graphics)を備えます。
CPU総合スコア(CPU Mark)はRyzen 5 PRO 3400GEの7,765に対しRyzen 7 5700Gが24,215で、約3.1倍です。4コア8スレッドから8コア16スレッドになり、コア数とスレッド数が倍になります。TDPも35Wから65Wに上がるため、エンコードなど重い処理で大きな差が出ます。
どちらもAM4ソケットなので、マザーボードとDDR4メモリを流用できる可能性があります。300シリーズや400シリーズのマザーボードではBIOS更新が必要で、対応はマザーボードによります。メーカー製の小型PCは、BIOSが対応していないことや、クーラーや電源アダプターが35W前提で65WのCPUに載せ替えられないことがあります。通常サイズのPCでも、5700Gに付属するクーラーか、それ以上の冷却力があるクーラーを使ってください。
3400GEの省電力より性能を優先し、グラフィックボードなしで動画編集までこなしたい人に向いています。費用を抑えるなら、6コアのRyzen 5 5500GTも候補です。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 5 PRO 3400GE | Ryzen 7 5700G |
|---|---|---|
| 総合スコア | 7,765 | 24,215 |
| シングルスレッド | 2,084 | 3,282 |
| コア / スレッド | 4C / 8T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 3.30 GHz | 3.80 GHz |
| TDP | 35 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2019年前後 | 2021年前後 |
| 参考価格 | - | $195.42(約31,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月2日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 5 PRO 3400GE | Ryzen 7 5700G | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 5700Gが24,215、Ryzen 5 PRO 3400GEが7,765で、約212%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 5700Gが3,282、Ryzen 5 PRO 3400GEが2,084です。
消費電力の目安となるTDPはRyzen 5 PRO 3400GEが35W、Ryzen 7 5700Gが65Wです。Ryzen 5 PRO 3400GEの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 5 PRO 3400GEとRyzen 7 5700Gはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 5700Gが約212%高いスコアです(24,215 vs 7,765)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約57%リードしています。
Q.Ryzen 5 PRO 3400GEとRyzen 7 5700Gの発売時期は?
A.Ryzen 5 PRO 3400GEは2019年頃、Ryzen 7 5700Gは2021年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 5700G(シングルスコア3,282)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。