Athlon PRO 300GE vs Ryzen 5 5500GT 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約350%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約66%リードしています。
- Athlon PRO 300GE4,228
- Ryzen 5 5500GT19,044
どっちを選ぶ?比較解説
Athlon PRO 300GEは2019年登場の2コア4スレッドのAPUで、法人向けのPROモデルです。AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは35Wです。末尾のGEは省電力モデルを意味し、小型のメーカー製PCによく載っています。Ryzen 5 5500GTはZen 3世代の6コア12スレッドのAPUで、AM4ソケットを使い、TDPは65W、内蔵GPUはRadeon Vega 7です。
ベンチマークスコアは、総合が4,228から19,044へ約4.5倍、シングルスレッドが1,856から3,078へ約1.7倍になります。総合は4倍を超える伸びで、2コアから6コアに増えるため、複数のアプリを同時に開いたときの差が大きく出ます。内蔵GPUを備えるので、グラフィックボードなしで使う構成も続けられます。
同じAM4なので、DDR4メモリは使い回せます。ただし、5000番台のAPUに対応するBIOSがあるかどうかはマザーボード次第です。メーカーのCPU対応表を確認し、各バージョンの更新手順に従ってください。TDPは35Wから65Wに上がります。小型のメーカー製PCや省スペースPCでは、クーラーや電源アダプターが35Wを前提にした専用品のことがあり、その場合は中身だけを入れ替えられないため、PCごとの買い替えが現実的です。
CPUだけの交換で、手軽に性能を引き上げたい人に向いています。8コアまで求めるなら、Ryzen 7 5700Gも見比べてください。
スペック比較表
| 項目 | Athlon PRO 300GE | Ryzen 5 5500GT |
|---|---|---|
| 総合スコア | 4,228 | 19,044 |
| シングルスレッド | 1,856 | 3,078 |
| コア / スレッド | 2C / 4T | 6C / 12T |
| 基本クロック | 3.40 GHz | 3.60 GHz |
| TDP | 35 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2019年前後 | 2024年前後 |
用途別の適性比較
| Athlon PRO 300GE | Ryzen 5 5500GT | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 5 5500GTが19,044、Athlon PRO 300GEが4,228で、約350%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 5 5500GTが3,078、Athlon PRO 300GEが1,856です。
消費電力の目安となるTDPはAthlon PRO 300GEが35W、Ryzen 5 5500GTが65Wです。Athlon PRO 300GEの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Athlon PRO 300GEとRyzen 5 5500GTはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 5 5500GTが約350%高いスコアです(19,044 vs 4,228)。シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約66%リードしています。
Q.Athlon PRO 300GEとRyzen 5 5500GTの発売時期は?
A.Athlon PRO 300GEは2019年頃、Ryzen 5 5500GTは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 5 5500GT(シングルスコア3,078)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。