Core i7-10700 vs Core i7-11700 性能比較
マルチスレッド性能ではCore i7-11700が約29%リード、シングルスレッド性能ではCore i7-11700が約13%リードしています。
- Core i7-1070015,965
- Core i7-1170020,582
どっちを選ぶ?比較解説
Core i7-10700はComet Lake世代、Core i7-11700はRocket Lake世代のCPUで、どちらもLGA1200ソケットの8コア16スレッド、TDPは65Wです。ベンチマークスコアは10700が15,965、11700が20,582で約29%高く、シングルスレッドのスコアは約13%高くなります。
コア数とスレッド数は変わらないので、伸びはアーキテクチャの改良によるものです。ベースクロックは10700の2.9GHzから11700では2.5GHzに下がりますが、1コアあたりの処理性能が上がっているため、ゲームでも制作作業でも全体に底上げされます。ただし差は3割弱で、劇的な変化というより確実な改善と考えるのが妥当です。
第11世代は500番台チップセット(H510・B560・H570・Z590)と、BIOSが対応したZ490・H470で使えますが、B460とH410には対応していません。BIOSの更新は、マザーボードメーカーのCPU対応表と各バージョンの更新手順に従ってください。B560・H570・Z590のボードではPCIe 4.0が使えるようになり(H510は非対応)、メモリはDDR4をそのまま流用できます。どちらも内蔵GPUを備えるので、グラフィックボードなしの構成でも引き続き使えます。高負荷時の消費電力や性能は、マザーボードの電力制限の設定によって変わる点も知っておきましょう。
10700ですでに8コアがあるため、交換の効果はそれほど大きくありません。中古などで11700を安く手に入れられる場合や、B560・H570・Z590のボードでPCIe 4.0のSSDを活かしたい場合には意味のある更新です。どちらもWindows 11の要件を満たしており、LGA1200はこの世代で終わるので、大きな性能向上を求めるならプラットフォームごとの乗り換えも視野に入れてください。
スペック比較表
| 項目 | Core i7-10700 | Core i7-11700 |
|---|---|---|
| 総合スコア | 15,965 | 20,582 |
| シングルスレッド | 2,878 | 3,255 |
| コア / スレッド | 8C / 16T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 2.90 GHz | 2.50 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | FCLGA1200 | FCLGA1200 |
| 発売年 | 2020年前後 | 2021年前後 |
| 参考価格 | - | $394.01(約62,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月16日時点)
用途別の適性比較
| Core i7-10700 | Core i7-11700 | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではCore i7-11700が20,582、Core i7-10700が15,965で、約29%の差があります。重い処理では差を感じる場面がありますが、日常用途では大きな違いにはなりにくいレベルです。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Core i7-11700が3,255、Core i7-10700が2,878です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Core i7-10700とCore i7-11700はどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではCore i7-11700が約29%高いスコアです(20,582 vs 15,965)。シングルスレッド性能ではCore i7-11700が約13%リードしています。
Q.Core i7-10700とCore i7-11700の発売時期は?
A.Core i7-10700は2020年頃、Core i7-11700は2021年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Core i7-11700(シングルスコア3,255)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。