Ryzen 5 PRO 3350G vs Ryzen 7 5700G 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約168%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約47%リードしています。
- Ryzen 5 PRO 3350G9,039
- Ryzen 7 5700G24,213
どっちを選ぶ?比較解説
3350Gは、法人向けPCに使われたPROのAPUで、Zen+(Picasso、12nm)の4コア8スレッドです。AM4・DDR4・TDP 65Wの構成で、Radeon Vega 10を内蔵します。Ryzen 7 5700Gは、Zen 3世代で8コア16スレッドのAPUです。AM4ソケットとDDR4に対応し、TDPは65W、内蔵GPUはRadeon Vega 8です。
ベンチマークスコアは、総合が9,039から24,213へ約2.7倍、シングルスレッドが2,238から3,282へ約1.5倍になります。コア数が倍になるので、動画の書き出しや写真の現像など重い作業が速くなります。内蔵GPUはVega 10から8CUのVega 8へ移るため、グラフィック性能の向上は限定的です。
AM4のままなので、DDR4メモリは引き続き使えます。5700Gが動くかどうかは、お使いのBIOSが5000番台APUに対応しているかによるので、メーカーのCPU対応表と更新手順を先に確認してください。更新後のBIOSで3350Gが引き続き使えるかも、あわせて見ておきましょう。法人向けのOEM製PCでは、BIOSが更新できないことも多いです。8コアになると発熱も増えるため、5700Gに付属するクーラーか、同等以上のクーラーを使ってください。
グラフィックボードなしで、AM4のまま処理性能をしっかり上げたい人向けです。費用を重視するなら、6コアのRyzen 5 5500GTも候補です。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 5 PRO 3350G | Ryzen 7 5700G |
|---|---|---|
| 総合スコア | 9,039 | 24,213 |
| シングルスレッド | 2,238 | 3,282 |
| コア / スレッド | 4C / 8T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 3.60 GHz | 3.80 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2020年前後 | 2021年前後 |
| 参考価格 | - | $196.9(約31,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月9日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 5 PRO 3350G | Ryzen 7 5700G | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 5700Gが24,213、Ryzen 5 PRO 3350Gが9,039で、約168%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 5700Gが3,282、Ryzen 5 PRO 3350Gが2,238です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 5 PRO 3350GとRyzen 7 5700Gはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 5700Gが約168%高いスコアです(24,213 vs 9,039)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約47%リードしています。
Q.Ryzen 5 PRO 3350GとRyzen 7 5700Gの発売時期は?
A.Ryzen 5 PRO 3350Gは2020年頃、Ryzen 7 5700Gは2021年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 5700G(シングルスコア3,282)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。