Ryzen 5 PRO 3350G vs Ryzen 5 5500GT 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約111%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約38%リードしています。
- Ryzen 5 PRO 3350G9,039
- Ryzen 5 5500GT19,044
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 5 PRO 3350GはPicasso世代(Zen+、12nm)のAPUで、4コア8スレッドです。AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは65W、内蔵GPUはRadeon Vega 10です。法人向けのPROモデルで、メーカー製のビジネス向けPCに多く搭載されています。Ryzen 5 5500GTはZen 3世代のAPUで、6コア12スレッド、内蔵GPUはRadeon Vega 7です。AM4ソケットを使い、TDPは65Wです。
ベンチマークスコアは、総合が9,039から19,044へ約2.1倍、シングルスレッドが2,238から3,078へ約1.4倍になります。総合の伸びはZen+からZen 3への刷新とコア数の増加が効きます。一方、内蔵GPUはVega 10からVega 7になり、グラフィック性能はあまり変わりません。得られるのはCPU側の性能だと考えてください。
AM4ソケットが同じなので、DDR4メモリは流用できる可能性があります。ただし5500GTを動かすにはBIOSが5000番台のAPUに対応している必要があり、ボードによって違います。マザーボードメーカーのCPU対応表と各バージョンの更新手順を確認してください。途中のバージョンを経由する必要があるボードもあるので、更新後のBIOSが3350Gにも対応し続けるかも対応表で確かめておきましょう。メーカー製PCでは、BIOSの更新自体が提供されないことが多く、その場合は本体の買い替えが現実的です。クーラーはAM4用が使え、5500GTにも付属します。
今のAM4ボードがCPU対応表で5500GTを確認できる人が、費用を抑えて処理性能を引き上げる方法です。8コアで動画編集まで見据えるなら、Ryzen 7 5700Gも比べてください。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 5 PRO 3350G | Ryzen 5 5500GT |
|---|---|---|
| 総合スコア | 9,039 | 19,044 |
| シングルスレッド | 2,238 | 3,078 |
| コア / スレッド | 4C / 8T | 6C / 12T |
| 基本クロック | 3.60 GHz | 3.60 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2020年前後 | 2024年前後 |
用途別の適性比較
| Ryzen 5 PRO 3350G | Ryzen 5 5500GT | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 5 5500GTが19,044、Ryzen 5 PRO 3350Gが9,039で、約111%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 5 5500GTが3,078、Ryzen 5 PRO 3350Gが2,238です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 5 PRO 3350GとRyzen 5 5500GTはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 5 5500GTが約111%高いスコアです(19,044 vs 9,039)。シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約38%リードしています。
Q.Ryzen 5 PRO 3350GとRyzen 5 5500GTの発売時期は?
A.Ryzen 5 PRO 3350Gは2020年頃、Ryzen 5 5500GTは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 5 5500GT(シングルスコア3,078)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。