Ryzen 5 3600XT vs Ryzen 7 5700X 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約43%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約23%リードしています。
- Ryzen 5 3600XT18,503
- Ryzen 7 5700X26,548
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 5 3600XTはZen 2世代(Matisse)の6コア12スレッドで、AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは95Wです。内蔵GPUはありません。Ryzen 7 5700XはZen 3世代(Vermeer)の8コア16スレッドで、AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは65Wです。内蔵GPUはなく、CPUクーラーも付属しません。
CPU総合スコア(CPU Mark)はRyzen 5 3600XTの18,503に対しRyzen 7 5700Xが26,548で、約1.4倍です。6コア12スレッドから8コア16スレッドへ増え、さらにZen 3による1コアあたりの性能向上も加わります。ゲーム、配信しながらのプレイ、動画編集のいずれでも余裕が出ます。
どちらもAM4ソケットなので、マザーボードとDDR4メモリを流用できます。400シリーズのマザーボードではBIOS更新が必要で、A320やX370は非対応のものもあります。TDPは95Wから65Wへ下がりますが、5700XにはCPUクーラーが付属しません。3600XTのリテールボックス版にはWraith Spireが付属します。中古品やOEM品では付属品が異なる場合があるため、手元のクーラーの有無を確認してください。いま使っているAM4用クーラーを流用する場合は、5700Xへの対応と冷却能力を確認してください。3600XTはWindows 11の対応CPUなので、OS移行のための更新ではありません。
マザーボードを替えずに、手軽にCPUだけを強化したい人に向いています。内蔵GPUが必要なら、同じAM4のRyzen 7 5700Gも選択肢です。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 5 3600XT | Ryzen 7 5700X |
|---|---|---|
| 総合スコア | 18,503 | 26,548 |
| シングルスレッド | 2,746 | 3,386 |
| コア / スレッド | 6C / 12T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 3.80 GHz | 3.40 GHz |
| TDP | 95 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2020年前後 | 2022年前後 |
| 参考価格 | - | $162.06(約26,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月2日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 5 3600XT | Ryzen 7 5700X | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 5700Xが26,548、Ryzen 5 3600XTが18,503で、約43%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 5700Xが3,386、Ryzen 5 3600XTが2,746です。
消費電力の目安となるTDPはRyzen 5 3600XTが95W、Ryzen 7 5700Xが65Wです。Ryzen 7 5700Xの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 5 3600XTとRyzen 7 5700Xはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 5700Xが約43%高いスコアです(26,548 vs 18,503)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約23%リードしています。
Q.Ryzen 5 3600XTとRyzen 7 5700Xの発売時期は?
A.Ryzen 5 3600XTは2020年頃、Ryzen 7 5700Xは2022年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 5700X(シングルスコア3,386)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。