Ryzen 7 PRO 4750G vs Ryzen 7 8700G 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 8700Gが約56%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 8700Gが約45%リードしています。
- Ryzen 7 PRO 4750G20,206
- Ryzen 7 8700G31,445
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 7 PRO 4750Gは、Zen 2世代の8コア16スレッドを持つAM4のAPUです。名前のとおり法人向けのPROモデルですが、日本では2020年にバルク品として店頭に並び、自作PCのユーザーにも広く出回りました。Radeon Graphicsを内蔵し、TDPは65Wです。Ryzen 7 8700Gは、AM5のZen 4世代で、同じ8コア16スレッドです。
スコアは総合が20,206から31,445で約1.6倍、シングルスレッドが2,709から3,918で約1.4倍です。コア数は変わらないので、伸びは主に世代の進歩によるものです。内蔵GPUもRadeon 780Mに変わります。4750G時代の内蔵GPUと比べると、ゲームの画質設定を上げやすくなります。
AM4からAM5へ移るため、マザーボードを交換し、メモリもDDR4からDDR5に買い換えます。8700GにはCPUクーラーが付属します。4750Gはバルク品でクーラーが付いていなかったため、別に買ったAM4用クーラーを使っている方も多いはずです。引き続き使いたい場合は、AM5に対応しているか確認してください。Windowsは、マザーボード交換後に再認証を求められることがあります。
4750Gで組んだ小型PCや、省電力のメインPCをそのまま新世代に引き継ぎたい方に向いています。費用を抑えてAM4のまま強化するなら、5700Gという手もあります。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 7 PRO 4750G | Ryzen 7 8700G |
|---|---|---|
| 総合スコア | 20,206 | 31,445 |
| シングルスレッド | 2,709 | 3,918 |
| コア / スレッド | 8C / 16T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 3.60 GHz | 4.20 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM5 |
| 発売年 | 2020年前後 | 2024年前後 |
| 参考価格 | - | $260.5(約41,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月9日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 7 PRO 4750G | Ryzen 7 8700G | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 8700Gが31,445、Ryzen 7 PRO 4750Gが20,206で、約56%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 8700Gが3,918、Ryzen 7 PRO 4750Gが2,709です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 7 PRO 4750GとRyzen 7 8700Gはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 8700Gが約56%高いスコアです(31,445 vs 20,206)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 8700Gが約45%リードしています。
Q.Ryzen 7 PRO 4750GとRyzen 7 8700Gの発売時期は?
A.Ryzen 7 PRO 4750Gは2020年頃、Ryzen 7 8700Gは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 8700G(シングルスコア3,918)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。