Ryzen 7 PRO 4750G vs Ryzen 9 9900X 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 9 9900Xが約169%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 9 9900Xが約72%リードしています。
- Ryzen 7 PRO 4750G20,213
- Ryzen 9 9900X54,289
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 7 PRO 4750GはZen 2(Renoir)世代の8コア16スレッドのAPUで、AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは65Wです。内蔵GPUのRadeon Graphicsを備えます。法人向けのPROモデルで、主にメーカー製デスクトップに搭載されています。Ryzen 9 9900XはZen 5世代の12コア24スレッドで、AM5ソケットとDDR5メモリを使い、TDPは120Wです。簡易的な内蔵GPUを備えます。
CPU総合スコア(CPU Mark)はRyzen 7 PRO 4750Gの20,213に対しRyzen 9 9900Xが54,289で、約2.7倍です。8コア16スレッドから12コア24スレッドになり、コア数の増加と世代交代による1コアあたりの性能向上が重なります。
ソケットがAM4からAM5に変わり、メモリもDDR4からDDR5になるため、マザーボードとメモリの両方を買い替えます。AM5はDDR5専用で、B650やX670などのマザーボードが対象です。CPUクーラーはAM4用のものが取り付け穴の共通性から使えることが多いですが、お使いのクーラーが対応しているか確認してください。9900XにはCPUクーラーが付属しないため、別途用意してください。TDPが65Wから120Wに上がるので、冷却力のあるクーラーと、余裕のある電源ユニットも検討してください。
マルチスレッド性能を重視して、動画編集や3Dレンダリングなどの重い作業を速くしたい人に向いています。費用を抑えるなら、8コアのRyzen 7 9700Xも候補です。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 7 PRO 4750G | Ryzen 9 9900X |
|---|---|---|
| 総合スコア | 20,213 | 54,289 |
| シングルスレッド | 2,709 | 4,670 |
| コア / スレッド | 8C / 16T | 12C / 24T |
| 基本クロック | 3.60 GHz | 4.40 GHz |
| TDP | 65 W | 120 W |
| ソケット | AM4 | AM5 |
| 発売年 | 2020年前後 | 2024年前後 |
| 参考価格 | - | $332.99(約53,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月2日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 7 PRO 4750G | Ryzen 9 9900X | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 9 9900Xが54,289、Ryzen 7 PRO 4750Gが20,213で、約169%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 9 9900Xが4,670、Ryzen 7 PRO 4750Gが2,709です。
消費電力の目安となるTDPはRyzen 7 PRO 4750Gが65W、Ryzen 9 9900Xが120Wです。Ryzen 7 PRO 4750Gの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 7 PRO 4750GとRyzen 9 9900Xはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 9 9900Xが約169%高いスコアです(54,289 vs 20,213)。シングルスレッド性能ではRyzen 9 9900Xが約72%リードしています。
Q.Ryzen 7 PRO 4750GとRyzen 9 9900Xの発売時期は?
A.Ryzen 7 PRO 4750Gは2020年頃、Ryzen 9 9900Xは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 9 9900X(シングルスコア4,670)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。