Ryzen 7 PRO 4750G vs Ryzen 7 9700X 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 9700Xが約83%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 9700Xが約71%リードしています。
- Ryzen 7 PRO 4750G20,213
- Ryzen 7 9700X36,931
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 7 PRO 4750GはZen 2(Renoir)世代の8コア16スレッドのAPUで、AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは65Wです。内蔵GPUのRadeon Graphicsを備えます。法人向けのPROモデルで、主にメーカー製デスクトップに搭載されています。Ryzen 7 9700XはZen 5世代の8コア16スレッドで、AM5ソケットとDDR5メモリを使い、TDPは65Wです。簡易的な内蔵GPUを備えます。
CPU総合スコア(CPU Mark)はRyzen 7 PRO 4750Gの20,213に対しRyzen 7 9700Xが36,931で、約1.8倍です。8コア16スレッドのまま、Zen 2からZen 5への世代交代で1コアあたりの性能が大きく上がっています。
ソケットがAM4からAM5に変わり、メモリもDDR4からDDR5になるため、マザーボードとメモリの両方を買い替えます。AM5はDDR5専用で、B650やX670などのマザーボードが対象です。CPUクーラーはAM4用のものが取り付け穴の共通性から使えることが多いですが、お使いのクーラーが対応しているか確認してください。9700Xにはクーラーが付属しないため、クーラーを持っていない場合は別途用意してください。TDPはどちらも65Wクラスなので、冷却や電源の負担は大きく変わりません。
AM4の8コア環境から、ソケットごと新しい世代に移して、動画編集やゲームの性能を引き上げたい人に向いています。同じ8コアでよければAM4のままRyzen 7 5700Gに載せ替えれば、マザーボードやメモリを買い替えずに済みます。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 7 PRO 4750G | Ryzen 7 9700X |
|---|---|---|
| 総合スコア | 20,213 | 36,931 |
| シングルスレッド | 2,709 | 4,642 |
| コア / スレッド | 8C / 16T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 3.60 GHz | 3.80 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM5 |
| 発売年 | 2020年前後 | 2024年前後 |
| 参考価格 | - | $339(約54,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月2日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 7 PRO 4750G | Ryzen 7 9700X | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 9700Xが36,931、Ryzen 7 PRO 4750Gが20,213で、約83%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 9700Xが4,642、Ryzen 7 PRO 4750Gが2,709です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 7 PRO 4750GとRyzen 7 9700Xはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 9700Xが約83%高いスコアです(36,931 vs 20,213)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 9700Xが約71%リードしています。
Q.Ryzen 7 PRO 4750GとRyzen 7 9700Xの発売時期は?
A.Ryzen 7 PRO 4750Gは2020年頃、Ryzen 7 9700Xは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 9700X(シングルスコア4,642)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。