Ryzen 7 3800XT vs Ryzen 9 5900XT 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 9 5900XTが約87%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 9 5900XTが約24%リードしています。
- Ryzen 7 3800XT23,398
- Ryzen 9 5900XT43,849
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 7 3800XTはZen 2世代(Matisse)の8コア16スレッドで、AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは105Wです。Ryzen 9 5900XTはZen 3世代の16コア32スレッドで、同じAM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは105Wです。どちらも内蔵GPUを持たないので、グラフィックボードが必要な点は変わりません。
CPU総合スコア(CPU Mark)はRyzen 7 3800XTの23,398に対しRyzen 9 5900XTが43,849で、約1.9倍です。コア数が倍になったうえ、Zen 3で1コアあたりの性能も上がっています。動画編集やエンコード、3Dレンダリングのような並列処理で効果が大きく、ゲームをしながらの配信や録画にも余裕が生まれます。ゲームだけなら差が小さい場面もあります。
同じAM4なので、マザーボードを交換せずに載せ替えられ、DDR4メモリもそのまま使えます。ただしRyzen 5000シリーズに対応したBIOSが必要なので、3800XTを挿したまま事前に更新を済ませておきましょう。400シリーズや500シリーズのボードは多くが対応していますが、300シリーズのボードは対応状況がメーカーやモデルによって異なるので、事前に確認してください。5900XTにはCPUクーラーが付属しません。TDPは同じ105Wですが、16コアを全力で回すと発熱は大きくなるため、クーラーは余裕のあるものが安心です。どちらもPCIe 4.0に対応します(B550やX570のマザーボードの場合)。
AM4のまま、マルチスレッド性能を一気に引き上げたい人向けの最終候補です。ゲーム中心でそこまでのコア数が不要なら、8コアのまま世代を上げるRyzen 7 5700Xも比較してください。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 7 3800XT | Ryzen 9 5900XT |
|---|---|---|
| 総合スコア | 23,398 | 43,849 |
| シングルスレッド | 2,797 | 3,478 |
| コア / スレッド | 8C / 16T | 16C / 32T |
| 基本クロック | 3.90 GHz | 3.30 GHz |
| TDP | 105 W | 105 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2020年前後 | 2024年前後 |
| 参考価格 | - | $310.93(約49,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月2日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 7 3800XT | Ryzen 9 5900XT | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 9 5900XTが43,849、Ryzen 7 3800XTが23,398で、約87%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 9 5900XTが3,478、Ryzen 7 3800XTが2,797です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 7 3800XTとRyzen 9 5900XTはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 9 5900XTが約87%高いスコアです(43,849 vs 23,398)。シングルスレッド性能ではRyzen 9 5900XTが約24%リードしています。
Q.Ryzen 7 3800XTとRyzen 9 5900XTの発売時期は?
A.Ryzen 7 3800XTは2020年頃、Ryzen 9 5900XTは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 9 5900XT(シングルスコア3,478)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。