Ryzen 5 4600G vs Ryzen 7 5700G 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約52%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約24%リードしています。
- Ryzen 5 4600G15,924
- Ryzen 7 5700G24,215
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 5 4600GはZen 2をベースにしたRenoir世代の6コア12スレッドで、Radeon Graphics(Vega 7相当)の内蔵GPUを備えたAPUです。AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは65Wで、L3キャッシュは8MBです。Ryzen 7 5700GはZen 3をベースにしたCezanne世代の8コア16スレッドで、Radeon Vega 8の内蔵GPUを備え、同じAM4とDDR4に対応し、TDPは65Wです。L3キャッシュは16MBです。
CPU総合スコアは4600Gの15,924に対し5700Gが24,215で、約1.5倍です。コア数が6から8に、スレッド数が12から16に増え、Zen 3で1コアあたりの性能も上がり、L3キャッシュも倍になります。動画編集やエンコード、複数アプリの同時使用で待ち時間が減ります。内蔵GPUは7CUから8CUになりますが、描画性能の伸びは小さめで、ゲームの快適さが大きく変わるほどではありません。
同じAM4なので、マザーボードとDDR4メモリを流用でき、CPUの交換だけで済みます。4600Gが動いているボードでも、5000シリーズのAPUに対応したBIOSになっているとは限らないので、マザーボードメーカーの対応表を確認し、必要なら交換前にBIOSを更新してください。内蔵GPUが残るため、グラフィックボードなしの構成を続けられます。TDPは同じ65Wで、5700Gにはクーラーが付属します。どちらもPCIeは3.0までです。4600GはWindows 11の対応CPUなので、OS移行のための更新ではありません。
グラボなしの構成のまま、CPUの交換だけでマルチスレッド性能を上げたい人に向いています。伸びは約1.5倍にとどまるので、ゲームの描画性能を大きく上げたいなら、グラフィックボードの追加も検討してください。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 5 4600G | Ryzen 7 5700G |
|---|---|---|
| 総合スコア | 15,924 | 24,215 |
| シングルスレッド | 2,647 | 3,282 |
| コア / スレッド | 6C / 12T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 3.70 GHz | 3.80 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2020年前後 | 2021年前後 |
| 参考価格 | $162.12(約26,000円) | $195.42(約31,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月2日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 5 4600G | Ryzen 7 5700G | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 5700Gが24,215、Ryzen 5 4600Gが15,924で、約52%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 5700Gが3,282、Ryzen 5 4600Gが2,647です。
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よくある質問
Q.Ryzen 5 4600GとRyzen 7 5700Gはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 5700Gが約52%高いスコアです(24,215 vs 15,924)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約24%リードしています。
Q.Ryzen 5 4600GとRyzen 7 5700Gの発売時期は?
A.Ryzen 5 4600Gは2020年頃、Ryzen 7 5700Gは2021年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 5700G(シングルスコア3,282)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。