Ryzen 3 4300G vs Ryzen 7 5700G 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約140%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約34%リードしています。
- Ryzen 3 4300G10,086
- Ryzen 7 5700G24,215
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 3 4300GはZen 2(Renoir)世代の4コア8スレッドのAPUで、AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは65Wです。内蔵GPU(Radeon Graphics)を備え、主にメーカー製PC向けに出荷されたモデルです。Ryzen 7 5700GはZen 3(Cezanne)世代の8コア16スレッドのAPUで、AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは65Wです。内蔵GPU(Radeon Graphics)を備えます。
CPU総合スコア(CPU Mark)はRyzen 3 4300Gの10,086に対しRyzen 7 5700Gが24,215で、約2.4倍です。4コア8スレッドから8コア16スレッドになり、コア数とスレッド数が倍になります。1コアあたりの性能も上がっているため、動画のエンコードや写真の書き出しなど重い処理で大きな差が出ます。内蔵GPUはどちらもVega世代で、グラフィック性能の伸びは限定的です。
どちらもAM4ソケットなので、マザーボードとDDR4メモリを流用できる可能性があります。5700Gに対応したBIOSへの更新が必要な場合があり、対応はマザーボードによります。A320などの古いマザーボードや、メーカー製PCの専用マザーボードでは、BIOSが新しい世代のCPUに対応していないことがあるため、事前に確認してください。TDPは同じ65Wですが、8コアを使い切ると発熱は増えるので、5700Gに付属するクーラーか、それ以上の冷却力があるクーラーを使ってください。どちらもPCIe 3.0までの対応です。どちらもWindows 11の対応CPUなので、OS移行のための更新ではありません。
AM4のまま、グラフィックボードなしで動画編集までこなせる性能にしたい人に向いています。費用を抑えるなら、6コアのRyzen 5 5500GTも候補です。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 3 4300G | Ryzen 7 5700G |
|---|---|---|
| 総合スコア | 10,086 | 24,215 |
| シングルスレッド | 2,450 | 3,282 |
| コア / スレッド | 4C / 8T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 3.80 GHz | 3.80 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2020年前後 | 2021年前後 |
| 参考価格 | - | $195.42(約31,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月2日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 3 4300G | Ryzen 7 5700G | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 5700Gが24,215、Ryzen 3 4300Gが10,086で、約140%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 5700Gが3,282、Ryzen 3 4300Gが2,450です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 3 4300GとRyzen 7 5700Gはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 5700Gが約140%高いスコアです(24,215 vs 10,086)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Gが約34%リードしています。
Q.Ryzen 3 4300GとRyzen 7 5700Gの発売時期は?
A.Ryzen 3 4300Gは2020年頃、Ryzen 7 5700Gは2021年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 5700G(シングルスコア3,282)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。