Core i5-11600KF vs Core i5-14500 性能比較
マルチスレッド性能ではCore i5-14500が約58%リード、シングルスレッド性能ではCore i5-14500が約19%リードしています。
- Core i5-11600KF19,389
- Core i5-1450030,706
どっちを選ぶ?比較解説
Core i5-11600KFはRocket Lake世代(第11世代)の6コア12スレッドで、LGA1200ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは125Wです。倍率ロックフリーのKモデルで、末尾Fのため内蔵GPUはありません。Core i5-14500はRaptor Lake Refresh世代で、Pコア6基とEコア8基の14コア20スレッドです。LGA1700ソケットを使い、メモリはDDR4とDDR5のどちらかに対応(マザーボードによる)します。TDPは65Wで、内蔵GPUのUHD Graphics 770を備えます。
CPU総合スコア(CPU Mark)はCore i5-11600KFの19,389に対しCore i5-14500が30,706で、約1.6倍です。高性能なPコアは11600KFのコア数と同じ6基ですが、Eコア8基が加わってスレッド数が12から20に増えます。動画のエンコードや、ゲームをしながらの配信・録画のような並列処理で差が出やすく、ゲーム単体ではグラフィックボードの性能次第で差が小さくなることもあります。
ソケットがLGA1200からLGA1700に変わるため、マザーボードが必要です。LGA1700のマザーボードにはDDR4対応とDDR5対応があり、DDR4対応のボードなら、手持ちのDDR4メモリを流用できる可能性があります。取り付け金具が異なるため、CPUクーラーはLGA1700対応のものが必要です。14500はKモデルではないのでオーバークロックは使えず、TDPは125Wから65Wに下がります。i5-11600KFにはなかった内蔵GPUが備わるので、グラフィックボードの故障時や切り分けにも役立ちます。i5-11600KFはWindows 11の対応CPUなので、OS移行のための更新ではありません。
マザーボードを替えるなら、メモリを流用しつつ並列性能を底上げしたい人に向いています。コア数をさらに増やしたいなら、Core i7-14700Fも候補です。
スペック比較表
| 項目 | Core i5-11600KF | Core i5-14500 |
|---|---|---|
| 総合スコア | 19,389 | 30,706 |
| シングルスレッド | 3,327 | 3,948 |
| コア / スレッド | 6C / 12T | 14C / 20T |
| 基本クロック | 3.90 GHz | 2.60 GHz |
| TDP | 125 W | 65 W |
| ソケット | FCLGA1200 | FCLGA1700 |
| 発売年 | 2021年前後 | 2024年前後 |
| 参考価格 | $139.03(約22,000円) | - |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月2日時点)
用途別の適性比較
| Core i5-11600KF | Core i5-14500 | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではCore i5-14500が30,706、Core i5-11600KFが19,389で、約58%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Core i5-14500が3,948、Core i5-11600KFが3,327です。
消費電力の目安となるTDPはCore i5-11600KFが125W、Core i5-14500が65Wです。Core i5-14500の方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Core i5-11600KFとCore i5-14500はどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではCore i5-14500が約58%高いスコアです(30,706 vs 19,389)。シングルスレッド性能ではCore i5-14500が約19%リードしています。
Q.Core i5-11600KFとCore i5-14500の発売時期は?
A.Core i5-11600KFは2021年頃、Core i5-14500は2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Core i5-14500(シングルスコア3,948)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。