Core i7-12700K vs Core i7-14700K 性能比較
マルチスレッド性能ではCore i7-14700Kが約52%リード、シングルスレッド性能ではCore i7-14700Kが約11%リードしています。
- Core i7-12700K34,234
- Core i7-14700K51,911
どっちを選ぶ?比較解説
Core i7-12700KはAlder Lake世代のPコア8基とEコア4基による12コア20スレッド、Core i7-14700KはRaptor Lake Refresh世代のPコア8基とEコア12基による20コア28スレッドです。TDPはどちらも125Wで、ベンチマークスコアは12700Kが34,234、14700Kが51,911で約52%高く、シングルスレッドのスコアは約11%高くなります。
Pコアの数は同じ8基なので、ゲームでの伸びはおもにクロックの差によるもので、スコアの差ほどは大きくありません。違いがはっきり出るのは、Eコアが3倍になることで効くマルチスレッド処理です。エンコードやレンダリングを日常的に回す人ほど、交換の効果を実感しやすいでしょう。
最大ターボ時の電力は12700Kの190Wから14700Kでは253Wに上がります。12700Kの時点で冷却がぎりぎりだった場合は、240〜360mmの簡易水冷へ強化することを検討してください。Z690など600番台のボードは第14世代に対応するBIOSへの更新が必要で、Intelは第13・14世代の不安定化への対策として最新のマイクロコードを含むBIOSへの更新を案内しています。BIOSの更新は、マザーボードメーカーのCPU対応表と各バージョンの更新手順に従ってください。メモリとZ系チップセットでのオーバークロック環境はそのまま引き継げます。
12700Kはいまでも十分に速いCPUなので、ゲームだけが目的なら交換の優先度は高くありません。制作作業でマルチスレッド性能が足りないと感じている人が、LGA1700の最後の一手として選ぶのに向いています。ゲームの伸びを期待するなら、先にGPUの性能をボトルネックチェッカーで確かめておくと判断しやすくなります。
スペック比較表
| 項目 | Core i7-12700K | Core i7-14700K |
|---|---|---|
| 総合スコア | 34,234 | 51,911 |
| シングルスレッド | 4,002 | 4,454 |
| コア / スレッド | 12C / 20T | 20C / 28T |
| 基本クロック | 3.60 GHz | 3.40 GHz |
| TDP | 125 W | 125 W |
| ソケット | FCLGA1700 | FCLGA1700 |
| 発売年 | 2021年前後 | 2023年前後 |
| 参考価格 | - | $359.99(約57,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月16日時点)
用途別の適性比較
| Core i7-12700K | Core i7-14700K | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではCore i7-14700Kが51,911、Core i7-12700Kが34,234で、約52%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Core i7-14700Kが4,454、Core i7-12700Kが4,002です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Core i7-12700KとCore i7-14700Kはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではCore i7-14700Kが約52%高いスコアです(51,911 vs 34,234)。シングルスレッド性能ではCore i7-14700Kが約11%リードしています。
Q.Core i7-12700KとCore i7-14700Kの発売時期は?
A.Core i7-12700Kは2021年頃、Core i7-14700Kは2023年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Core i7-14700K(シングルスコア4,454)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。