Ryzen 5 5600 vs Ryzen 5 5600F 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 5 5600が約12%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 5 5600が約13%リードしています。
- Ryzen 5 560021,487
- Ryzen 5 5600F19,236
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 5 5600はZen 3世代の6コア12スレッドで、L3キャッシュは32MB、ベース3.5GHz・最大4.4GHz、TDPは65Wです。2022年に5600Xの廉価版として登場し、AM4の定番CPUとして長く売れ続けました。Ryzen 5 5600Fは2025年に追加された5600の低クロック版で、同じZen 3世代の6コア12スレッド、L3キャッシュ32MB、TDPは65Wですが、ベース3.0GHz・最大4.0GHzとクロックが引き下げられています。販売地域はアジア太平洋・日本向けとされています。
CPU総合スコア(CPU Mark)は5600Fの19,236に対し5600が21,487で、5600が約12%高くなっています。シングルスレッドのスコアでも5600が約13%上回り、クロックの差がほぼそのまま性能差に表れています。ゲームでもCPU性能が効くタイトルでは、5600のほうがフレームレートを出しやすくなります。なお5600Fは登録サンプルがまだ少なく、スコアは今後多少動く可能性があります。
どちらもAM4ソケットでDDR4メモリを使い、PCIe 4.0に対応します。TDPはどちらも65Wで、発熱は穏やかです。5600はリテール版にWraith Stealthクーラーが付属します。どちらも内蔵GPUを持たないため、グラフィックボードが必須です。古いAM4マザーボードに載せる場合は、BIOSが対応しているかを事前に確認してください。
価格差が小さいなら、性能で上回る5600を選ぶのがおすすめです。5600Fは、5600との価格差が十分に大きいときに、AM4環境をとにかく安く延命したい人向けの選択肢です。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 5 5600 | Ryzen 5 5600F |
|---|---|---|
| 総合スコア | 21,487 | 19,236 |
| シングルスレッド | 3,253 | 2,872 |
| コア / スレッド | 6C / 12T | 6C / 12T |
| 基本クロック | 3.50 GHz | 3.00 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2022年前後 | 2025年前後 |
| 参考価格 | $125.99(約20,000円) | - |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月9日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 5 5600 | Ryzen 5 5600F | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 5 5600が21,487、Ryzen 5 5600Fが19,236で、約12%の差があります。重い処理では差を感じる場面がありますが、日常用途では大きな違いにはなりにくいレベルです。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 5 5600が3,253、Ryzen 5 5600Fが2,872です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 5 5600とRyzen 5 5600Fはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 5 5600が約12%高いスコアです(21,487 vs 19,236)。シングルスレッド性能ではRyzen 5 5600が約13%リードしています。
Q.Ryzen 5 5600とRyzen 5 5600Fの発売時期は?
A.Ryzen 5 5600は2022年頃、Ryzen 5 5600Fは2025年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 5 5600(シングルスコア3,253)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。