Ryzen 7 5700X vs Ryzen 7 5700X3D 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約1%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約14%リードしています。
- Ryzen 7 5700X26,539
- Ryzen 7 5700X3D26,308
どっちを選ぶ?比較解説
同じZen 3世代の8コア16スレッドで、名前も似ている2つですが性格は大きく違います。Ryzen 7 5700Xは32MBのL3キャッシュでTDP 65Wの省電力モデル。Ryzen 7 5700X3Dは3D V-Cacheにより96MBのL3キャッシュを持ち、TDPは105Wです。どちらもAM4ソケットでDDR4メモリを使い、内蔵GPUは搭載していません。
ゲームでは5700X3Dが明確に上回り、特にCPU負荷の高い対戦ゲームやシミュレーション系タイトルでは差が顕著です。一方でクロックは5700Xの方が高いため、動画エンコードやレンダリングなどのマルチスレッド処理では5700Xがわずかに速い場面もあります。発熱の少なさも5700Xの利点です。
価格は5700Xの方が安く、ゲームをほとんどしない人や、ゲームでもGPU側がボトルネックになる4K環境では5700Xで十分なケースもあります。逆にフルHDや高リフレッシュレートでゲームを楽しみたいなら、差額を払う価値は十分にあります。
判断基準は明快で、ゲームを快適にしたいなら差額を払ってでも5700X3Dを、ゲームはほとんどしないかGPU負荷の高い4K中心なら、安くて冷えやすい5700Xを選べば満足できるでしょう。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 7 5700X | Ryzen 7 5700X3D |
|---|---|---|
| 総合スコア | 26,539 | 26,308 |
| シングルスレッド | 3,386 | 2,969 |
| コア / スレッド | 8C / 16T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 3.40 GHz | 3.00 GHz |
| TDP | 65 W | 105 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2022年前後 | 2024年前後 |
| 参考価格 | $154.36(約24,000円) | - |
※参考価格の円換算は1ドル=157円で換算(2026年10月23日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 7 5700X | Ryzen 7 5700X3D | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 5700Xが26,539、Ryzen 7 5700X3Dが26,308で、約1%の差があります。ほぼ互角と言ってよい性能差です。価格や入手性で選んで問題ありません。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 5700Xが3,386、Ryzen 7 5700X3Dが2,969です。
消費電力の目安となるTDPはRyzen 7 5700Xが65W、Ryzen 7 5700X3Dが105Wです。Ryzen 7 5700Xの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 7 5700XとRyzen 7 5700X3Dはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 5700Xが約1%高いスコアです(26,539 vs 26,308)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約14%リードしています。
Q.Ryzen 7 5700XとRyzen 7 5700X3Dの発売時期は?
A.Ryzen 7 5700Xは2022年頃、Ryzen 7 5700X3Dは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 5700X(シングルスコア3,386)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。