FX-8370 Eight-Core vs Ryzen 5 5500GT 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約209%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約91%リードしています。
- FX-8370 Eight-Core6,167
- Ryzen 5 5500GT19,042
どっちを選ぶ?比較解説
FX-8370はPiledriver世代(Vishera)のAM3+ソケットのCPUで、2つの整数演算コアが浮動小数点演算ユニットを共有するモジュール構造を採用しています。データ上は8コア8スレッドで、DDR3メモリを使い、TDPは125Wです。内蔵GPUはありません。Ryzen 5 5500GTはZen 3世代(Cezanne)の6コア12スレッドのAPUで、AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは65Wです。Radeon Graphics(Vega世代)を内蔵します。
CPU総合スコア(CPU Mark)はFX-8370の6,167に対しRyzen 5 5500GTが19,042で、約3.1倍です。8コア8スレッドから6コア12スレッドと、コア数は減りますが、1コアあたりの性能が大きく違うため、総合スコアでは大きく上回ります。TDPも125Wから65Wへ下がり、発熱と消費電力がかなり抑えられます。
ソケットがAM3+からAM4に変わるため、マザーボードが必要です。メモリもDDR3からDDR4になるので、新調してください。5500GTは内蔵GPUを備えるので、グラフィックボードなしでも画面を出力できます。ただしPCIe 3.0までの対応で、キャッシュも少なめです。FX-8370はWindows 11の対応CPUに含まれていないため、OSを更新する機会にもなります。
グラフィックボードなしで、事務作業や動画視聴を快適にしたい人に向いています。ゲームを重視するなら、内蔵GPUのないRyzen 5 5600XTのほうが有利です。
スペック比較表
| 項目 | FX-8370 Eight-Core | Ryzen 5 5500GT |
|---|---|---|
| 総合スコア | 6,167 | 19,042 |
| シングルスレッド | 1,612 | 3,077 |
| コア / スレッド | 8C / 8T | 6C / 12T |
| 基本クロック | 4.00 GHz | 3.60 GHz |
| TDP | 125 W | 65 W |
| ソケット | AM3+ | AM4 |
| 発売年 | 2014年前後 | 2024年前後 |
| 参考価格 | $252.02(約40,000円) | - |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月2日時点)
用途別の適性比較
| FX-8370 Eight-Core | Ryzen 5 5500GT | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 5 5500GTが19,042、FX-8370 Eight-Coreが6,167で、約209%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 5 5500GTが3,077、FX-8370 Eight-Coreが1,612です。
消費電力の目安となるTDPはFX-8370 Eight-Coreが125W、Ryzen 5 5500GTが65Wです。Ryzen 5 5500GTの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.FX-8370 Eight-CoreとRyzen 5 5500GTはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 5 5500GTが約209%高いスコアです(19,042 vs 6,167)。シングルスレッド性能ではRyzen 5 5500GTが約91%リードしています。
Q.FX-8370 Eight-CoreとRyzen 5 5500GTの発売時期は?
A.FX-8370 Eight-Coreは2014年頃、Ryzen 5 5500GTは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 5 5500GT(シングルスコア3,077)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。