FX-8370 Eight-Core vs Ryzen 5 5600XT 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 5 5600XTが約261%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 5 5600XTが約115%リードしています。
- FX-8370 Eight-Core6,167
- Ryzen 5 5600XT22,253
どっちを選ぶ?比較解説
FX-8370はPiledriver世代(Vishera)のAM3+ソケットのCPUで、2つの整数演算コアが浮動小数点演算ユニットを共有するモジュール構造を採用しています。データ上は8コア8スレッドで、DDR3メモリを使い、TDPは125Wです。内蔵GPUはありません。Ryzen 5 5600XTはZen 3世代(Vermeer)の6コア12スレッドで、AM4ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは65Wです。内蔵GPUはありません。
CPU総合スコア(CPU Mark)はFX-8370の6,167に対しRyzen 5 5600XTが22,253で、約3.6倍です。8コア8スレッドから6コア12スレッドと、コア数は減りますが、1コアあたりの性能が大きく違うため、総合スコアでは大幅に上回ります。FXは浮動小数点演算ユニットを2コアで共有しているため、ゲームなどの処理では特に差が出ます。TDPも125Wから65Wへ下がります。
ソケットがAM3+からAM4に変わるため、マザーボードが必要です。メモリもDDR3からDDR4になるので、新調してください。クーラーは固定方式が異なる場合があるため、対応を確認してください。5600XTは内蔵GPUがないので、グラフィックボードが必要です。FX-8370はWindows 11の対応CPUに含まれていないため、OSを更新する機会にもなります。
FX環境から、グラフィックボードを使ったゲームPCに更新したい人に向いています。グラフィックボードなしで使いたいなら、内蔵GPUのあるRyzen 5 5500GTも比較してください。
スペック比較表
| 項目 | FX-8370 Eight-Core | Ryzen 5 5600XT |
|---|---|---|
| 総合スコア | 6,167 | 22,253 |
| シングルスレッド | 1,612 | 3,467 |
| コア / スレッド | 8C / 8T | 6C / 12T |
| 基本クロック | 4.00 GHz | 3.70 GHz |
| TDP | 125 W | 65 W |
| ソケット | AM3+ | AM4 |
| 発売年 | 2014年前後 | 2024年前後 |
| 参考価格 | $252.02(約40,000円) | $189.99(約30,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月2日時点)
用途別の適性比較
| FX-8370 Eight-Core | Ryzen 5 5600XT | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 5 5600XTが22,253、FX-8370 Eight-Coreが6,167で、約261%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 5 5600XTが3,467、FX-8370 Eight-Coreが1,612です。
消費電力の目安となるTDPはFX-8370 Eight-Coreが125W、Ryzen 5 5600XTが65Wです。Ryzen 5 5600XTの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.FX-8370 Eight-CoreとRyzen 5 5600XTはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 5 5600XTが約261%高いスコアです(22,253 vs 6,167)。シングルスレッド性能ではRyzen 5 5600XTが約115%リードしています。
Q.FX-8370 Eight-CoreとRyzen 5 5600XTの発売時期は?
A.FX-8370 Eight-Coreは2014年頃、Ryzen 5 5600XTは2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 5 5600XT(シングルスコア3,467)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。