Ryzen 7 1700 vs Ryzen 7 5700X 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約80%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約70%リードしています。
- Ryzen 7 170014,732
- Ryzen 7 5700X26,541
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 7 1700は初代Zenの8コア16スレッドで、ベースクロックは3.0GHzです。Ryzen 7 5700XはZen 3世代の8コア16スレッドで、ベースクロックは3.4GHzです。TDPはどちらも65Wで、同じAM4ソケットに載せ替えられます。ベンチマークスコアは1700が14,732、5700Xが26,541で約1.8倍、シングルスレッドのスコアは約1.7倍です。
コア数と消費電力の枠をそのままに、性能を2倍近くまで引き上げられるのがこのペアの特徴です。ゲームでは1コアあたりの性能の向上と、8コアが1つのCCXでL3キャッシュを共有する構成が効き、CPUが原因のカクつきやフレームレートの落ち込みが改善しやすくなります。動画エンコードなどの作業も、スコアの差の分だけ短い時間で終わる計算です。
5700XにはCPUクーラーが付属しませんが、TDPは1700と同じ65Wなので、1700付属のクーラーをそのまま流用できます。1700と組み合わされているのはB350やX370、A320などの300番台チップセットが多く、Ryzen 5000シリーズへの対応はボードやBIOSによって分かれます。マザーボードメーカーのCPU対応表で5700Xに対応したBIOSがあるかを確認し、各バージョンの更新手順に従ってください。途中のバージョンを経由する必要があるボードや、更新後に以前のBIOSへ戻せないボードもあります。ボードによっては、新しいBIOSで1700への対応が外れ、更新後に1700で起動できなくなる場合があります。
対応BIOSのあるボードなら、CPUの交換だけで大きな効果が得られる、1700ユーザーにとって理想的な載せ替えです。ゲームを特に重視するなら5700X3Dや5800X3Dも候補になりますが、消費電力や冷却を今のまま据え置ける点で、5700Xは手堅い選択です。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 7 1700 | Ryzen 7 5700X |
|---|---|---|
| 総合スコア | 14,732 | 26,541 |
| シングルスレッド | 1,996 | 3,386 |
| コア / スレッド | 8C / 16T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 3.00 GHz | 3.40 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2017年前後 | 2022年前後 |
| 参考価格 | - | $153.66(約24,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月16日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 7 1700 | Ryzen 7 5700X | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 5700Xが26,541、Ryzen 7 1700が14,732で、約80%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 5700Xが3,386、Ryzen 7 1700が1,996です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 7 1700とRyzen 7 5700Xはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 5700Xが約80%高いスコアです(26,541 vs 14,732)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約70%リードしています。
Q.Ryzen 7 1700とRyzen 7 5700Xの発売時期は?
A.Ryzen 7 1700は2017年頃、Ryzen 7 5700Xは2022年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 5700X(シングルスコア3,386)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。