Ryzen 7 3700X vs Ryzen 7 5700X 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約19%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約28%リードしています。
- Ryzen 7 3700X22,380
- Ryzen 7 5700X26,550
どっちを選ぶ?比較解説
AM4ユーザーのアップグレード先として定番の組み合わせです。Ryzen 7 3700XはZen 2世代で、4コアのCCXが2つ並ぶ構成のためL3キャッシュも16MBずつに分かれていました。Ryzen 7 5700XはZen 3世代で、8コアすべてが1つのCCXにまとまり、32MBのL3キャッシュを全コアで共有できるようになっています。コア数とTDP 65Wは同じです。
この構造変更の効果はゲームで顕著です。コア間のデータのやりとりが速くなったことで、5700Xは3700Xに比べてフレームレート、特に最低フレームレートの安定感で明確に上回ります。IPCも向上しているため、エンコードなどのマルチスレッド処理でも同じ電力でより速く仕事を終えられます。
両者は同じAM4ソケットなので、3700Xからの載せ替えはマザーボードのBIOSを更新するだけで完了します。B450世代のマザーボードでも多くがRyzen 5000シリーズに対応済みですが、古いBIOSのままだと起動しないため、交換前に3700Xで更新しておくのが鉄則です。ゲーム重視なら同じ手順で5700X3Dへ換装する手もあります。
いまから買うなら3700Xを選ぶ理由はほぼなく、5700Xが順当です。3700Xユーザーにとっては、マザーボードやメモリを流用したまま性能を引き上げられるコスパの高い延命策になります。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 7 3700X | Ryzen 7 5700X |
|---|---|---|
| 総合スコア | 22,380 | 26,550 |
| シングルスレッド | 2,654 | 3,386 |
| コア / スレッド | 8C / 16T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 3.60 GHz | 3.40 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2019年前後 | 2022年前後 |
用途別の適性比較
| Ryzen 7 3700X | Ryzen 7 5700X | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 5700Xが26,550、Ryzen 7 3700Xが22,380で、約19%の差があります。重い処理では差を感じる場面がありますが、日常用途では大きな違いにはなりにくいレベルです。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 5700Xが3,386、Ryzen 7 3700Xが2,654です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 7 3700XとRyzen 7 5700Xはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 5700Xが約19%高いスコアです(26,550 vs 22,380)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約28%リードしています。
Q.Ryzen 7 3700XとRyzen 7 5700Xの発売時期は?
A.Ryzen 7 3700Xは2019年頃、Ryzen 7 5700Xは2022年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 5700X(シングルスコア3,386)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。
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