Ryzen 9 3900X vs Ryzen 9 5900X 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 9 5900Xが約20%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 9 5900Xが約28%リードしています。
- Ryzen 9 3900X32,464
- Ryzen 9 5900X38,885
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 9 3900XはZen 2世代、Ryzen 9 5900XはZen 3世代のCPUで、どちらもAM4ソケットの12コア24スレッド、TDPは105Wです。ベンチマークスコアは3900Xが32,464、5900Xが38,885で約20%高く、シングルスレッドのスコアは約28%上回ります。ベースクロックは3900Xの3.8GHzに対し、5900Xは3.7GHzです。
コア数が変わらないため、伸びは1コアあたりの性能向上によるものです。3900Xは3コアずつのCCXに16MBずつのL3キャッシュを持つ構成でしたが、5900Xは6コアのCCDごとに32MBのL3キャッシュを共有する構成になり、ゲームのようにレイテンシに敏感な処理で差が出やすくなります。レンダリングやエンコードは約2割、シングルスレッド性能が効く作業や日常の軽快さはそれ以上の改善が見込めます。
5900XにはCPUクーラーが付属しませんが、TDPは3900Xと同じ105Wなので、3900Xで使っていたクーラーを流用できます。マザーボードはRyzen 5000シリーズに対応したBIOSが必要で、B450やX470の多くは対応済みですが、300番台チップセットは製品ごとに対応状況が異なります。BIOSの更新は、マザーボードメーカーのCPU対応表と各バージョンの更新手順に従ってください。ボードによっては、新しいBIOSで3900Xへの対応が外れ、更新後に3900Xで起動できなくなる場合があります。メモリはDDR4をそのまま使えます。
12コアのまま処理を速くしたい3900Xユーザー向けの更新で、制作作業の時間短縮とゲームでの底上げを両立できます。ただし性能差は約2割なので、今の3900Xで作業が足りている場合は、価格を見て判断してください。ゲームを最優先するなら5800X3Dも比較対象になります。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 9 3900X | Ryzen 9 5900X |
|---|---|---|
| 総合スコア | 32,464 | 38,885 |
| シングルスレッド | 2,702 | 3,465 |
| コア / スレッド | 12C / 24T | 12C / 24T |
| 基本クロック | 3.80 GHz | 3.70 GHz |
| TDP | 105 W | 105 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2019年前後 | 2020年前後 |
| 参考価格 | $126.97(約20,000円) | $286.62(約45,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月16日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 9 3900X | Ryzen 9 5900X | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 9 5900Xが38,885、Ryzen 9 3900Xが32,464で、約20%の差があります。重い処理では差を感じる場面がありますが、日常用途では大きな違いにはなりにくいレベルです。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 9 5900Xが3,465、Ryzen 9 3900Xが2,702です。
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よくある質問
Q.Ryzen 9 3900XとRyzen 9 5900Xはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 9 5900Xが約20%高いスコアです(38,885 vs 32,464)。シングルスレッド性能ではRyzen 9 5900Xが約28%リードしています。
Q.Ryzen 9 3900XとRyzen 9 5900Xの発売時期は?
A.Ryzen 9 3900Xは2019年頃、Ryzen 9 5900Xは2020年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 9 5900X(シングルスコア3,465)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。