Core i7-10700T vs Core i5-14500 性能比較
マルチスレッド性能ではCore i5-14500が約139%リード、シングルスレッド性能ではCore i5-14500が約54%リードしています。
- Core i7-10700T12,823
- Core i5-1450030,706
どっちを選ぶ?比較解説
Core i7-10700TはComet Lake世代(第10世代)の8コア16スレッドで、LGA1200ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは35Wです。末尾がTの省電力モデルで、内蔵GPUはIntel UHD Graphics 630です。Core i5-14500はRaptor Lake Refresh世代で、Pコア6基とEコア8基の14コア20スレッドです。LGA1700ソケットを使い、メモリはDDR4とDDR5のどちらかに対応(マザーボードによる)します。TDPは65Wで、内蔵GPUのUHD Graphics 770を備えます。
CPU総合スコア(CPU Mark)はCore i7-10700Tの12,823に対しCore i5-14500が30,706で、約2.4倍です。8コア16スレッドから14コア20スレッドになり、1コアあたりの性能も上がっています。TDPも35Wから65Wになるため、動画のエンコードや複数アプリの同時使用など、負荷の高い作業ほど差が大きく出ます。
i7-10700Tは、メーカー製の小型PCや省スペースPCに多く使われています。その場合、マザーボードや電源、ケースが専用設計のことが多く、部品単位での交換は難しいため、PCごとの買い替えとして考えてください。自作PCで使っている場合は、ソケットがLGA1200からLGA1700に変わるため、マザーボードが必要です。DDR4対応のLGA1700マザーボードを選べば、DDR4メモリを流用できる可能性があります。ただし小型PCではノートPC用のSO-DIMMメモリが使われていることが多く、その場合は通常のデスクトップ用マザーボードには挿せません。CPUクーラーはLGA1700対応のものが必要で、Core i5-14500にはCPUクーラーが付属します。TDPは35Wから65Wに上がり、高負荷時の消費電力はさらに大きくなるため、ミニPCや省スペースPCでは載せ替えられないことがあります。i7-10700TはWindows 11の対応CPUなので、OS移行のための更新ではありません。どちらも内蔵GPUを備えます。
省電力より性能を優先して、通常サイズのPCで作業性能を大きく伸ばしたい人に向いています。費用を抑えるなら、Core i5-14400も比較してください。
スペック比較表
| 項目 | Core i7-10700T | Core i5-14500 |
|---|---|---|
| 総合スコア | 12,823 | 30,706 |
| シングルスレッド | 2,567 | 3,948 |
| コア / スレッド | 8C / 16T | 14C / 20T |
| 基本クロック | 2.00 GHz | 2.60 GHz |
| TDP | 35 W | 65 W |
| ソケット | FCLGA1200 | FCLGA1700 |
| 発売年 | 2020年前後 | 2024年前後 |
用途別の適性比較
| Core i7-10700T | Core i5-14500 | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではCore i5-14500が30,706、Core i7-10700Tが12,823で、約139%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Core i5-14500が3,948、Core i7-10700Tが2,567です。
消費電力の目安となるTDPはCore i7-10700Tが35W、Core i5-14500が65Wです。Core i7-10700Tの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Core i7-10700TとCore i5-14500はどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではCore i5-14500が約139%高いスコアです(30,706 vs 12,823)。シングルスレッド性能ではCore i5-14500が約54%リードしています。
Q.Core i7-10700TとCore i5-14500の発売時期は?
A.Core i7-10700Tは2020年頃、Core i5-14500は2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Core i5-14500(シングルスコア3,948)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。