Core i7-10700T vs Core i5-14400 性能比較
マルチスレッド性能ではCore i5-14400が約95%リード、シングルスレッド性能ではCore i5-14400が約46%リードしています。
- Core i7-10700T12,823
- Core i5-1440025,036
どっちを選ぶ?比較解説
Core i7-10700TはComet Lake世代(第10世代)の8コア16スレッドで、LGA1200ソケットとDDR4メモリを使い、TDPは35Wです。末尾がTの省電力モデルで、内蔵GPUはIntel UHD Graphics 630です。Core i5-14400はRaptor Lake Refresh世代で、Pコア6基とEコア4基の10コア16スレッドです。LGA1700ソケットを使い、メモリはDDR4とDDR5のどちらかに対応(マザーボードによる)します。TDPは65Wで、内蔵GPUのUHD Graphics 730を備えます。
CPU総合スコア(CPU Mark)はCore i7-10700Tの12,823に対しCore i5-14400が25,036で、約2.0倍です。スレッド数は同じ16で、高性能なPコアは8基から6基に減りますが、1コアあたりの性能が上がり、TDPも35Wから65Wになるため、全体の性能は約2倍になります。省電力の制約で伸び切らなかった高負荷時の処理で、差を感じやすくなります。
i7-10700Tは、メーカー製の小型PCや省スペースPCに多く使われています。その場合、マザーボードや電源、ケースが専用設計のことが多く、部品単位での交換は難しいため、PCごとの買い替えとして考えてください。自作PCで使っている場合は、ソケットがLGA1200からLGA1700に変わるため、マザーボードが必要です。DDR4対応のLGA1700マザーボードを選べば、DDR4メモリを流用できる可能性があります。ただし小型PCではノートPC用のSO-DIMMメモリが使われていることが多く、その場合は通常のデスクトップ用マザーボードには挿せません。CPUクーラーはLGA1700対応のものが必要で、Core i5-14400にはCPUクーラーが付属します。TDPは35Wから65Wに上がるため、ミニPCや省スペースPC(OptiPlex MicroやThinkCentre Tinyなど)では、クーラーや電源アダプターが35W前提で、65WのCPUに載せ替えられないことがあります。i7-10700TはWindows 11の対応CPUなので、OS移行のための更新ではありません。どちらも内蔵GPUを備えます。
小型PCから通常サイズのPCに移り、性能を約2倍に引き上げたい人に向いています。マルチスレッド性能をもう一段伸ばすなら、Core i5-14500も比較してください。
スペック比較表
| 項目 | Core i7-10700T | Core i5-14400 |
|---|---|---|
| 総合スコア | 12,823 | 25,036 |
| シングルスレッド | 2,567 | 3,741 |
| コア / スレッド | 8C / 16T | 10C / 16T |
| 基本クロック | 2.00 GHz | 2.50 GHz |
| TDP | 35 W | 65 W |
| ソケット | FCLGA1200 | FCLGA1700 |
| 発売年 | 2020年前後 | 2024年前後 |
| 参考価格 | - | $208.93(約33,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月2日時点)
用途別の適性比較
| Core i7-10700T | Core i5-14400 | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではCore i5-14400が25,036、Core i7-10700Tが12,823で、約95%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Core i5-14400が3,741、Core i7-10700Tが2,567です。
消費電力の目安となるTDPはCore i7-10700Tが35W、Core i5-14400が65Wです。Core i7-10700Tの方が省電力で、電源や冷却の要件も緩くなります。
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よくある質問
Q.Core i7-10700TとCore i5-14400はどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではCore i5-14400が約95%高いスコアです(25,036 vs 12,823)。シングルスレッド性能ではCore i5-14400が約46%リードしています。
Q.Core i7-10700TとCore i5-14400の発売時期は?
A.Core i7-10700Tは2020年頃、Core i5-14400は2024年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Core i5-14400(シングルスコア3,741)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。