Ryzen 7 2700 vs Ryzen 7 5700X 性能比較
マルチスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約70%リード、シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約56%リードしています。
- Ryzen 7 270015,582
- Ryzen 7 5700X26,541
どっちを選ぶ?比較解説
Ryzen 7 2700はZen+世代の8コア16スレッドで、ベースクロックは3.2GHzです。Ryzen 7 5700XはZen 3世代の8コア16スレッドで、ベースクロックは3.4GHzです。TDPはどちらも65Wです。ベンチマークスコアは2700が15,582、5700Xが26,541で約1.7倍、シングルスレッドのスコアは約1.6倍です。
コア数も消費電力の枠も同じまま、1コアあたりの性能が大きく上がる組み合わせです。2700は8コアが4コアずつ2つのCCXに分かれた構成ですが、5700Xでは1つにまとまり、L3キャッシュを8コアで共有するため、ゲームのようにレイテンシに敏感な処理で効果が出やすくなります。動画エンコードや配信しながらのプレイにも余裕が生まれます。
5700XにはCPUクーラーが付属しませんが、TDPは2700と同じ65Wなので、2700付属のクーラーを流用できます。2700と組み合わされるボードはB450やX470のほか、B350やX370などの300番台もあり、Ryzen 5000シリーズへの対応はボードやBIOSによって分かれます。マザーボードメーカーのCPU対応表で5700Xに対応したBIOSのバージョンを確認し、各バージョンの更新手順に従ってください。ボードによっては、新しいBIOSで2700への対応が外れ、更新後に2700で起動できなくなる場合があります。
マザーボードとメモリ、クーラーまで活かせるため、2700ユーザーにとって費用を抑えて効果を得やすい載せ替えです。ゲーム性能を特に重視するなら5700X3Dも候補ですが、冷却の強化が必要になる点も含めて比べてみてください。
スペック比較表
| 項目 | Ryzen 7 2700 | Ryzen 7 5700X |
|---|---|---|
| 総合スコア | 15,582 | 26,541 |
| シングルスレッド | 2,169 | 3,386 |
| コア / スレッド | 8C / 16T | 8C / 16T |
| 基本クロック | 3.20 GHz | 3.40 GHz |
| TDP | 65 W | 65 W |
| ソケット | AM4 | AM4 |
| 発売年 | 2018年前後 | 2022年前後 |
| 参考価格 | $113.89(約18,000円) | $153.66(約24,000円) |
※参考価格の円換算は1ドル=158円で換算(2026年10月16日時点)
用途別の適性比較
| Ryzen 7 2700 | Ryzen 7 5700X | |
|---|---|---|
| 事務・ネット | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゲーム | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 動画編集・制作 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| プログラミング | ★★★★★ | ★★★★★ |
※ベンチマークスコアをもとにした当サイト独自の目安です。
比較のポイント
総合性能(マルチスレッド)ではRyzen 7 5700Xが26,541、Ryzen 7 2700が15,582で、約70%の差があります。体感でも明確な差を感じるレベルです。動画編集やエンコードなど重い処理では大きな違いになります。
アプリの起動速度やゲームのフレームレートに影響しやすいシングルスレッド性能は、Ryzen 7 5700Xが3,386、Ryzen 7 2700が2,169です。
それぞれの詳細ページ
よくある質問
Q.Ryzen 7 2700とRyzen 7 5700Xはどちらが速いですか?
A.マルチスレッド性能(ベンチマーク総合スコア)ではRyzen 7 5700Xが約70%高いスコアです(26,541 vs 15,582)。シングルスレッド性能ではRyzen 7 5700Xが約56%リードしています。
Q.Ryzen 7 2700とRyzen 7 5700Xの発売時期は?
A.Ryzen 7 2700は2018年頃、Ryzen 7 5700Xは2022年頃の発売です。
Q.ゲーム用途ではどちらがおすすめですか?
A.ゲームではシングルスレッド性能が重要になる場面が多く、Ryzen 7 5700X(シングルスコア3,386)がやや有利です。ただし実際のフレームレートはGPUの影響を強く受けるため、大きな差にならないことも多いです。